■ 最後に当社整備士にアンケートをとってみました。
内 容 もし、自分がお客さんだったら
こんな工場には整備を出さないという工場はどんな工場ですか?


回答@ 黄色い看板又は青い看板がない工場
 
どちらも国が定める厳しい基準を満たし、自動車の分解整備を行える工場ですが、青い看板は指定工場(民間車検場)といい工場内に車検場と同じ検査機器を有し車検場に行かなくても車検が実施でき、黄色い看板の認証工場よりも作業場、設備、整備人員面でも規模が大きい。

回答A クルマを持って行ったところに工場がないところ。
受付する場所と整備する工場が違う工場。そこに整備施設はなくどこに持っていくんだか不明な工場。自分のクルマをとんでもなく離れた知らない工場で見かけるなんて嫌ですね。

回答B 自分のクルマを整備した整備士と話せない工場
クルマの状態や不具合箇所を的確に説明できるのは、携わった整備士だけです。窓口役を挟むと誤解や不信感を与えることにつながる危険性があります。よく整備を知らなそうないかにもアルバイトって感じの受付がいますよね。

回答C 整備士が常時いないところ
・・・?本人に聞いたところ、その工場で車検をした後、故障し、修理に持って行ったところ、「整備士は今日は来てませんのでうちではできません。」と言われた知人がいたとの事でした。認証工場では常時2人以上の整備士がいて内一人は2級以上の整備士資格を有することと規定されています。

回答D 広告があいまいなところ
<基本料○○○○円>の表示につられて車検をだすと基本料の他に代行料やら検査料などがあって、結局高くつく場合があります。これは整備料金の一部の金額を表示してお客を引き寄せる文句です。このようなときは見積りをとってから依頼しましょう。

回答E 法定諸費用に整備料金が含まれているところ
法定諸費用は重量税・自賠責保険・印紙代・リサイクル料金だけです。どこに出してもこの金額は国に納めるお金ですから変わりません。整備代金を安く見せるために、法定諸費用に代行料などが含まれていれば、注意です。


最後に 整備士の立場から一方的にアドバイスさせて頂きましたが、結局は人だと思います。信頼できる業者を探すのは結構難しいですが、信頼できる人を探すのは意外とできることだと思います。
最低限の知識と信頼できる人がどれだけ多くいるかを業者を選ぶ判断基準とすればきっとご自分にあった良い業者を見つけることができると思います。長々とお付き合いいただきありがとうございました

*言葉遣い悪くてすみませんでした。